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2008.04.02 きつい抱擁
z002.jpg



ねぇ

なにも

知らなくていいのかな



ねぇ


傷が残った

ままでいいのかな



だれかを

蹴落としてきたぶんだけ

自分のなかの


どすぐろい部分が

大きくなってた



きっと

分かってくれるはず



そんなふうに

ひといちばい

不幸そうな顔を


してみせてたんだ



でも きみ

なぜ

ぼくに笑いかけるの?


理由はないのかい?



ただ

笑っているだけの

きみ



胸のうちに

ぽうっと

灯が

ともされる



ひとつ、またひとつ



見られちゃいけない

憎悪のうずを


きみは

触れながら

キスをした




ああ



許されていく


ほほを伝う


涙の長さまで




静かに

解き放たれていく




汚くて

見向きもしなかった

いろんなぼくを


ひとつの場所に

そっと返して



今度はぼくの

くちびるに …




あたたかい手で

包めたなら


憎しみを

愛せたなら



ぼくは

ぼくを

認めてあげよう



消費していた


いのちが

灯を戻す



不安定で

いまにも

消えてしまいそうなくらい



さっきまで

そばにいた

きみのように




やさしく

危うげな 燈火(ともしび)






すべてを

抱きしめたあとで
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