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2008.11.29 ドライ
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文章なんて

読んでいない


ページを彩る

色の主張するうるさい印刷も

さほど目に入っていない



ただなんとなしに

ぱらぱらと

軽い音色を

奏でていたいだけ





春の

真新しい芽が

陽に顔を見せるころ


ふたりでそれを

眺めることなく


足早に

粉雪の残る背景と共に

あなたは

消えてなくなった



笑いは、たくらみ

怒りは、ほほえみ

愁いは、なぐさめ

温りは、うそつき





相も変わらず

だれにも弱みを

見せないで





そうね

あなたはいつも

そんな人だったわね



どんなときも

他人なんて見ていない


ぱらぱらと降っては

跡さえ残らない

乾いた 愛情







そういえば

そんな人

だったわね


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2008.11.29 名残雪
6.jpg

手をのばせば

消える 幻ろ



なにを期待して

なにに心を弾ませて

私は

たくさんの涙を

拭い取ってきたのだろう





これから

出るよ


いとおしい季節に

花散る儚さを

かさねたなら


木洩れ陽に混じるのは



春日にも似た

その 笑顔




激しい風が

僕の背中を

滾るから

もう

意味なんて

探してる暇も

なさそうだ







名残雪

きっと

忘れないでいて


もう 直ぐ貴女の

左手を

握ってあげられるから

2008.11.24 不幸≒福
人が

死に方を

自由に選べない理由




大統領も貧人も

王様も庶民も

億万長者も貧乏画家も



死を

好きに選べない理由




神サマ

あなたが人間に許したのは

私たちが

母の「ナカ」から

出てくること

それだけ




やがて

地上に足を着くことを学んだ

私たちは

爆弾を落としたり

命を奪ったり

あるいは、

はだかの男女が

尊い夜を過ごしたり

星の美しさに涙したり





とまらずに

歩いている




それが

大統領でも貧人でも

王様でも庶民でも

億万長者でも貧乏画家でも



神サマにとっては

蛆が這いずり回っている

それだけ






涙は必要ない

不条理な条件によって

私たちはみな「処刑」



そうだろう?








鼻で笑ってないで

神よ

あんたに「さま」はいらない


20.jpg
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例えば

そこに

世界が在るとして


その両方に

それぞれの僕がいて、




言葉のない喜びが

生きるための

要素を

つくってると思うんだ




は「卑猥」

は「冷血」


だとしよう





混ぜ合わせんのも

面白いかもね


永い旅のあとに

僕だけの


死へのルートを

こっそり教えて




鳴り止まない音楽

リズムの好い

redblue






あぁあ

素敵だよ



この世界は

愛などなく



ただ

僕の

体液でできてる!

2008.11.24
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片寄った

額縁の奥に


人生の教訓が

苦笑いで


佇んでる



どんなに

濁った世界にでも

愛しいと

感じるこころを

忘れないで



  ****



求めていない

ほうが

自由で


本当は

言葉なんか

必要なくて




ただ

僕らは

「愛されたい」が故に

矛盾を

正当化

しようとするけど



ぽっと

照らされる

だれかの

褒め言葉や

笑顔をもらったとき



はじめて

"ありがとう"

の、

メロディーが 口ずさめるんだ





いびつに

模(かたど)られた

救いの手なんかより


ずっと 美しい





生きる意味は

自分ひとりで


見つけるものでは

ないから
2008.11.24 伊弉
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黒く、重く

のしかかってた

心の重石が


すうっと

融(と)けていくように


なにかが

流れた




苦しかった

愛を問うたび

涙を流すことも

疲れて


疲れ果てて



待っているのは

むなしさ

だけなのに




言いたかった

千の言葉を


あなたは、いま

なにもかも

伝えてくれている




やさしく

繊細な しらべと

ともに


添えられたのは



あなたの

てのひら






こんなに

人って


ねぇ


あったかいんだね








もう

強がりの

壁を

補強する 必要なんて


ないから
2008.11.23 売春蝋
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そのかよわい腰で

瞳で

なにが守れる?





ややこしい話は

あとにして

さぁまずは

きみの売春

ちょうだいよ


いまさら涙を流しても

股を閉じても


ぜんぶ

逆効果だよ



ぜんぶ奪って

血と潮で

ぐちゃぐちゃになったら


そのあとに


やわらかな

毛布をかけてあげる




売春

それが きみの名前さ


苗字なんて無い




それは可愛らしい

躰と心を失った

売春の 蝋

2008.11.03 生半可
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寝返りをうてば

いつもは

独り身



珍しく

駆け込んできた

君を 抱きしめたら


それは あたたかい

ベットの中で


   ****




じゃれあったあと

きみは

笑みを残して

眠りにつく



どうか

こんな時間を


あと1時間、いや30分、いや、1分でも



多く 感じていたいよ



きみのいない

ベットは

広すぎて

冷たくて



浅い 眠りしか

約束されない





愛しいきみよ

これが



僕の 愛し方だよ
2008.11.03 イドコロ
一番愛されたい人に

愛してると

言われたい人に


一番

きらい と言われたら



なあ

きみは

どこからその笑顔を


拾ってきたんだろうね




優しい

パステルの世界に

あなたが

ぽうっと 紅色に煌きながら

駆けてゆく


その 笑顔の中は

涙で

いっぱいなんだろう



無理して

手をあたためるなよ


言えなかった

「ただいま」も


無理して

俺への『おかえり』に

しなくていいから




きみが

隠してきた

涙のぶんだけ


俺を 濡らして



辛かったぶんだけ

我儘して







もうだれも

きみを



きらいになんか

ならないよ


shokubutu-050.jpg
2008.11.03 ニーズ
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人生って

絵 みたい


筆を足しながら

考えては

塗り直しの繰り返し


だけど


その痕は

記憶として

残ってしまう




好きな色を

好きな背景を

のびのび描けたら




でも それは

独り善がりに

見えてしまうかもね






私はね、

空気 がいいんです


筆はもう

手にこびりついて

取れなくなってしまったから


好きな色も

チューブを押しすぎて


もう

なくなってしまったから




あなたのそばで


あの額縁のように

あなたを支える




存在でありたい

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秋の

においに晒されて

瞳を開花させる



私の知っている

この

美しい朝を



私は

この他だれにも

譲れないで

生きて いる



しろい

ぽうっ とした

吐息が

かたちを露にすれば


となりで

すはだかの君が


はしゃいで

おどける






もう 冬ね





昨夜を背負った

少し掠れた

その声で

不似合いなこの時期に

かけられた

クリスマス・ソング

は、



馬鹿みたいに

私たちを

あたたかく

結んでくれた



   ****



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