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それはあなたかもしれないし

また、あなたではない

別の誰かをも指す

ひょっとしたら

あなたのなかの

あなたであるかもしれないし、

或いは、最終的には

「私」に辿り着くのかもしれない。

いや、きっとそうだと思う。



詩は「だれかに伝えたい」という想いや

自己満足で初めは、

綴られるのだと思う。

でも、そうやって言葉を選んでいくうちに

いまどんなひとことが

一番自分の心を納得させられるか

そう、「私」のなかの「君」に呼びかける。


それが、詩。



目に見えない自分を探す光のかけらたち。





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2008.07.25 願うなら



願うなら

いま一度



悲しみのすべてを

教えて欲しい






ひとりが

怖くなくなった

あの日から




ひとりが

たまらなく

怖くなった

今日まで





たりない

目の視力と

聴力を

取り戻すように




いま一度


あなたに

そばにいて欲しい

2008.07.22 10秒前

けっこう かるいの、あたし。





終わりを予感していた

最後のときに


君の ことば





自分を卑下して

否定して欲しいのか



それとも単なる

開き直りなのか





どっちっだって

構わないけど

どっちだって

冗談きついだろう





なぁ

いつから

僕の視線から



いかにも
かろやかに
あでやかに


逃れるようになった?



それとも

僕と抱き合っている

最中に



ほかの男と

キスをしていたのか





だとしたら
だとしたら






暗闇の底に

君はいなくて



すぐにでも

会って

くっつきそうなくらい抱きしめて


確認が したいよ




もうこない

メール 着信



君のカレンダーには

僕の知り得ない

ほかのだれかとの


約束があったんだね
2008.07.20 落し物
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失いはしない


見失うだけ


2008.07.20 無意識
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「強い」ことが

「弱い」ことと




知った





「辛い」ことが

「幸せ」なことと




知った




知ってしまった






目を醒ませば

まっさらな 草原


そうあって

欲しいよ




ぼくにくれた

ぬくもりを


いつまでも


この手で

理解していたい






擦り切れそうな記憶を

ゆっくりと

脳内再生する



ぼくの人生など

なんら人と

変わらない と



不満の感情は

満ち足りた笑顔より


ふかく

刻み込まれた





多すぎたからだ





なにかに

勝とうとするぶんだけ

自分という

世界を

我慢しだした




捨てることに慣れるのは


得ることより



よほど容易いから







きみは


どうだ?




ぼくは

生きてるか?







硝子と 硝子を

どうにか


コンクリートにしたがっている


僕を見て
2008.07.20 一歩

溢れる涙を

こらえた きみ



無理やり

笑顔に

すり替えた きみ





手を握れば

素直になるんだろ


でも

お前は

我慢したんだ







つよく

なりたいなら

背中を

押してやるから




弱虫と

言われたくないなら

もう

涙は拭わないから






抱きしめさせてくれ






強くなるまえに

立ち上がるまえに






『大丈夫』






まほうのような

おまじないを

添えて

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2008.07.11 無意味


失うのが

楽しいと

思った





ワカラナイなら

ネガにしてみてよ


見えないものが

勝手に目立って見えてくるから



叫ぶのが

恥ずかしいなら

静かに

じっと、待ってみてごらん





そのうち

叫んでるからね




馬鹿みたいに笑うのも

泣くのも

人生

ってなわけで





愛すのも

憎むのも


つまりは性

ってなわけで





音楽に踊らされながら

自ら

音楽に

従っていってる
2008.07.11 いちびょう


まわりまわって


最後は

帰ってくる


この場所





「ぼく」が染まった

色に不自然など


感じることもなく



いちびょう



数えてゆく





いち・びょう

いちび・ょう

あ、

ほらまた

い・ちびょう




それは

繊細で こまかで

普段は

感じるいとまもないくらい




積み重ねの連続だ






なぁ

なんでそんなに

忠実なんだい



「時間がない」と

嘆く者を見て


楽しむのが


あなたの


「やりがい」なら